東京・福生市の住宅街で、男(44)が、高校生の少年2人をハンマーで襲い、1人は顔を殴られ、眼底骨骨折の疑いの重傷を負いました。現場周辺は、JR福生駅から約800メートル。住宅や飲食店が混在する地域です。 29日午前7時18分、「ハンマーを持っている人がいる。1人が殴られている。早く来て」と119番通報がありました。 警視庁によりますと、10代の男女7人が、男の自宅前にある飲食店の駐車場で話をしていたところ、男の母親がうるさいと感じ、注意に向かいました。しかし、その場に留まり、そこに、男がハンマーを手にやってきます。男は、母親を振り切って、殴りかかりました。 さらに、男は、少女を自宅まで追いかけ、少女の家族に「警察に言うんじゃない」と話し、自宅に戻ったそうです。その様子を目撃した人が、110番通報しました。 近所では、普段から騒ぐ声が響いていたそうです。 近隣住民 「(Q.騒音は)ちょっと、ありましたね。あんまり騒がしいから、通報した方がいいのかなと思うときはたまにあった。その子たちかはわからないですけど」 自宅に戻った男は、駆けつけた警察官にスプレーのようなものを2回噴射し、3人がけがをしました。 警視庁は、男が立てこもっているとみて警戒します。特殊部隊・SITが男の母親を救出するのを住人が目撃していました。 そして、4時間20分後の正午過ぎ、特殊部隊が自宅に突入。しかし、男の姿はありませんでした。 近隣住人 「しばらく見ていたけど、犯人が出てこないから、どうなったんだろうと思って。うちにも子どもがいるから、戸締りちゃんとしようかなと。怖いですよね」 近隣住人が、男の家のいつもと違う様子を見ていました。 近隣住民 「(Q.窓、開いていますね、2階)ここ毎日、開けるけど、ほとんど見たことないような気がする。普段はシャッターか、雨戸か何か閉めていた。(Q.窓が開いているのに気づいたのは)お巡りさんが来てから、慌てて見たら。(Q.それは何時)朝8時ごろかな」 捜査関係者によりますと、男はスプレーをまいた後、防犯カメラの映像に、家の裏口から出ていく様子が映っていました。 犯行に使ったとみられるハンマー、スプレー、サバイバルナイフは、すべて自宅で見つかっています。 警視庁は、殺人未遂容疑で逮捕状を請求していて、男の行方を追っています。