加藤清史郎が主演を務める「君が死刑になる前に」(毎週木曜夜11:59-0:54、読売テレビ・日本テレビ系/Lemino・Huluほかにて配信)の第6話が5月7日に放送された。再びタイムスリップを決めた琥太郎(加藤)たち。そこで汐梨(唐田えりか)の過去の事件が明らかになって怪しさが続いたが、ラストでは別の人物に視聴者から「サイコパス?」という声が上がる展開となった。(以下、ネタバレを含みます) ■タイムスリップした主人公が連続殺人の真相を追う 本作は、現在と過去を舞台に、事件の真相を追う完全オリジナルの本格サスペンス。 教師連続殺害事件の犯人として死刑が執行された大隈汐梨(唐田えりか)。時を同じくして、坂部琥太郎(加藤)は大学時代の映画サークル仲間である馬渕隼人(鈴木仁)、月島凛(与田祐希)とともに7年前の2019年にタイムスリップ。そこで、逃亡中の指名手配犯である汐梨と出会う。琥太郎たちは、「私は殺していません」と言う汐梨に疑念の目を向けながらも、事件の真相を追い始める。 ほか、事件を追う2人組の刑事、伊藤剛役を内博貴、深沢心太役をニシダ・コウキ(ラランド)、琥太郎たちが通うことになるカフェ“カルムス”の店長・長峰洋子役を内田慈、看板娘の一条凪音役を伊礼姫奈が務める。 ■琥太郎たちは事件について準備万端にして再びタイムスリップ タイムスリップした「過去」での自分たちの行動によって、「現在」が変わることを知った琥太郎たち。本来は亡くなるはずのなかった刑事・伊藤を救うべく、再び2019年に戻ることを決意した。 汐梨が死刑囚になることはなかったものの、事件の謎が残っているばかりか新たな疑惑が浮上。教師連続殺害事件について調べ上げ、万全の準備を整えて、前回タイムスリップした場所に向かうと、再び強い光に包まれて過去に戻ることに成功した。 そこは以前いたときから2週間が経過していた。もともとの教師連続殺害事件で第4の事件が起きる日が近づいているときだ。 前に汐梨に仕掛けたGPSが反応せず、汐梨の居場所を探るため、伊藤に会うが門前払いされてしまう。すると琥太郎は、禁断の策に出た。伊藤に自分たちが2026年から来たと打ち明けたのだ。 隼人が一攫千金を狙って、その日に行われる競馬のレース結果をメモしてきていたものを証拠として見せたことでなんとか信じた伊藤は、汐梨の過去を話し始めた。 ■伊藤が明かした汐梨の衝撃の過去 伊藤が明かした汐梨の過去は驚くべきものだった。汐梨は10年前に男性を刺殺するも、被害者がストーカーだったため正当防衛が認められて無罪になったのだという。しかし、通報を受けて現場を見た伊藤は、「あれはあきらかに強い殺意を持った犯行だった」と感じ、野放しにすればいつかまた事件が起きると警戒していたのだ。 そんななか教師連続殺害事件が起き、防犯カメラの映像や現場に残された物証から汐梨の犯行だと確信したが、別の犯人が逮捕されて幕引きに。信じられない伊藤は、謹慎になっても執念で汐梨を追い続けようとしていた。 別の犯人というのは、琥太郎たちが突き止めた第3の事件の犯人・下山(足立智充)だ。だが、下山は第1と第2の事件の犯行は否認している。琥太郎は、伊藤に下山のことを警察に通報したのは自分たちだとも明かし、下山が自供する映像も見せた。 汐梨や事件への疑いのベクトルは違うが、伊藤は琥太郎たちと協力体制をとると決めた。 ■伊藤が重傷を負う一方、凛のクラスメートが驚くべき発言 さっそく汐梨の目撃情報を琥太郎たちに共有した伊藤。手分けして見張るが、日が暮れて、解散にすると琥太郎に連絡をした。その矢先、伊藤は汐梨を見かけて追いかけるが、見失ってしまう。そのことを琥太郎に電話していると、何者かに強く殴られた。 場面が変わると、病院のベッドに横たわる伊藤の姿。かなり重症のようだ。これも琥太郎たちの行動によって未来が変わる一端なのか。 「私たちのせいですよね。私たちが汐梨さんをかくまって野放しにして、そのせいで大勢の命が失われた。私があのときちゃんと警察に通報していれば…」と後悔を口にする凛。 それでも琥太郎は汐梨が犯人と決まったわけではないという考えだったが、隼人にもたしなめられる。 第1話がスタートしてから何度も揺さぶられる汐梨への疑い。一つの真実を、時空を超えて追う面白さに目が離せない。ところが、この第6話はラストでかなり威力のある疑惑が投下された。 琥太郎たちがタイムスリップした2019年当時、凛は高校生だった。隼人が高校生の凛に遭遇する場面もあったが、好きな武将である上杉謙信について語るかわいらしい女子高生というふうに見えた。 しかし、隼人が高校生の凛と話しているところを見ていたクラスメートが、「あの子、人を殺す方法を考えるのが趣味なんです」と忠告したのだ。 それまでも凛の行動に不審点はたびたびあったものの、SNSには「凛、こわっ。サイコパスだったの?」「凛ちゃんの疑惑浮上」「まさかの犯人説」「凛ちゃんが黒幕ってことないよね?」「凛ちゃんが考えて、誰かが実行したとか?」と驚きと考察する声が続々と上がった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部