〈「お前の彼女は誰とでも夜を共にする“あばずれ”」恋人は浮気性→第一志望の会社は内定取り消し…慶應卒のイケメン元証券マンが「強盗殺人犯」に堕落した理由(1953年の事件)〉 から続く 慶應義塾大学の経済学部を卒業後、証券会社に入社した「バー・メッカ殺人事件」(1953年)犯人の正田昭。しかしせっかく入社した会社もわずか2ヵ月で解雇、さらに恋人とも別れることに。自堕落な暮らしで借金も積み重なる彼が考えたのは、なんと「ある男を殺して、金を奪い取る」ことだった…。同事件の顛末を、新刊『 戦後まもない日本で起きた30の怖い事件 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/ 最初 から読む) ◆◆◆