大麻を使用したとして、鹿屋市の会社員の男が逮捕されました。去年、大麻に関する法律が改正されて以降、大麻を使用した疑いでの逮捕者は鹿児島県内で初めてです。 麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、鹿屋市札元2丁目の会社員の男(28)です。 鹿屋警察署によりますと、男は、先月、国内で大麻を使用した疑いが持たれています。 先月中旬、鹿屋警察署に、大麻が入ったボディバッグが拾得物として届けられ、その後、「落とし物はないですか」と男が鹿屋警察署を訪問。 男が話す落とし物の特徴と大麻が入ったボディバッグが一致したため、警察が男の尿を調べたところ、大麻の使用が分かったということです。 大麻については、去年12月に改正法が施行され、これまでの「所持」や「譲渡」に加え、新たに「使用」も禁止されました。 大麻使用疑いでの逮捕者は、法改正後、県内で初めてです。 警察の調べに対し、男は、概ね容疑を認めているということです。 警察で大麻の入手先などについて調べています。