親ロ派分離主義者のウクライナ人逮捕、拷問や戦争犯罪で 仏

【AFP=時事】フランスで、ウクライナの親ロシア派分離主義者が人道に対する罪、戦争犯罪、拷問行為に関与した疑いで逮捕されたこと受け、人権団体は9日、これを歓迎した。 フランス国家対テロ検察庁(PNAT)は8日、イェウヘン・Bと部分的に身元が明かされた容疑者が4月7日に警察によって拘束され、その後訴追され予審のため勾留されたと発表した。 国際人権連盟(FIDH)や戦争犯罪の記録と調査を行うウクライナのNGO「トゥルース・ハウンズ」、フランス人権連盟(LDH)は4年ほど前、イェウヘン・ブラジニコフがフランスに滞在していると当局に報告していた。 イェウヘン・B容疑者は、2016~19年にかけて、ロシア支配下のドネツクにあるイゾリャツィア刑務所で被拘束者を拷問した疑いが持たれている。 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによれば、この刑務所は2014年に親ロシア派分離主義者が同地域を掌握して以降、ウクライナ政府を支持していると疑われた市民を拘束するために使用されていた。 PNATによると、イェウヘン・B容疑者は「他の被拘束者から自白を引き出す任務を特に負い、暴力、拷問、その他の非人道的で屈辱的な行為を加えていた」疑いが持たれている。 FIDHの東欧・中央アジア部門責任者イリヤ・ヌゾフ氏は、今回の逮捕について「ウクライナの市民社会団体と欧州の司法当局の効果的な協力が、責任追及を前進させる上で決定的な役割を果たし得ることを示している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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