10日午後、JR東海道線の車内でスプレーが噴射され、乗客3人が軽傷、電車が約2時間半遅延する事件が発生。威力業務妨害の疑いで16歳の少年が逮捕された。 加害者の少年には、刑事責任の他に、鉄道会社と乗客3人に対する民事上の損害賠償責任が生じ得る。しかし、本件のように未成年者が加害者である場合、被害者らが民事責任を問おうにも、賠償する資力が足りず、十分な賠償を得られないことが考えられる。 その場合、被害者らは、未成年者である加害者の保護者(親など)に対し、損害賠償請求をすることができるのか。損害賠償事件の対応も多い荒川香遥弁護士(弁護士法人ダーウィン法律事務所代表)に聞いた。