八代市庁舎建設めぐるあっせん収賄 逮捕の現職市議が語っていた内容は…【熊本】

熊本地震で被災した八代市の庁舎建設をめぐり、建設会社から現金6000万円を受け取った疑いで現職の市議など3人が逮捕されてから14日で1週間です。 現職の市議が逮捕される前から市議会では疑惑解明のため委員会が開かれていましたが当の本人は強く否定し続けていました。 2022年2月に落成した現在の八代市役所。この庁舎の建て替えをめぐり入札段階において「特定の業者に有利な基準が設けられていたのではないか」などの疑惑が浮上したことから、市議会は地方自治法に基づく調査特別委員会、いわゆる『百条委員会』を去年12月に設置。疑惑を解明するための調査を行ってきました。 【4月の百条委員会】 「突如、『総合評価の一般競争入札に変更になった』と上司から聞いた。『天の声』によるものであり、一言一句変更することなくこの案に従って行うよう指示された」 「『成松市議に連絡すると恫喝される』と思った。後からいろいろ言われるのも嫌だったので、前田建設工業がリストに入るような条件に変更した」 疑惑の渦中にあった成松 由紀夫市議は自身にまつわるこのような証言を真っ向から否定。反論を続けてきました。 【成松 由紀夫市議】(4月15日自民党市議団の会見) 「警察も疑義があれば私の銀行通帳でもめくると思う。捕まってます。はっきり言って。もらっている、もらっていないは断固否定する」 しかし、5月7日…。 【久保田 優果記者】 「午前10時40分すぎです。成松市議を乗せた車が熊本東警察署に入っていきます」 警視庁と熊本県警の合同捜査本部は成松市議を逮捕。さらに元市議の松浦 輝幸容疑者、八代市の建設会社・園川組の役員、園川 忠助容疑者を逮捕。 あっせん収賄の疑い成松容疑者らは庁舎の建て替え工事をめぐり、東京に本社を置く前田建設工業を含む企業体が落札できるような入札方法を市の職員に指示。見返りとして2021年6月に現金6000万円を受け取った疑いが持たれています。 弁護人によりますと、3人はいずれも容疑を否認しているということです。 また、現金を渡した前田建設工業はすでに時効を迎えています。 警察は12日までの家宅捜索で、容疑者の自宅など関係先から金庫など300点以上を押収し捜査を続けています。

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