14日午前、栃木県上三川町の住宅に何者かが押し入り、住人の69歳の女性が死亡し息子2人がけがをした事件で、警察は14日夜、16歳の少年を強盗殺人の疑いで逮捕しました。 また警察は、14日夜被害者やその親族の住宅をめぐっては、先月上旬から窃盗事件や不審者目撃情報などが頻繁に発生していたことを明らかにしました。 警察によりますと14日夜、逮捕されたのは自称・神奈川県相模原市に住む自称・高校生の16歳の少年で、14日午前9時半ごろ強盗目的で上三川町の住宅に侵入し、金品を物色中にこの家に住む会社役員の富山英子さん(69)を、なんらかの凶器で胸部などを突き刺すなどし殺害した疑いがもたれています。 富山さんはその後、病院で死亡しました。 また富山さんの長男は右腕などを負傷し、二男は頭部などを負傷しているということです。 捜査関係者によりますと事件後、周辺をパトロールしていた警察官が現場近くの路上を歩いていた16歳の少年の身柄を確保し警察が任意で話を聞いていました。少年と被害者の間に面識はないとみられています。 警察は、100人態勢の捜査本部を設置すると共に、逃走したとみられる複数の人物の行方を強盗殺人容疑で追っています。 また関連は分かっていませんが、警察は、被害者や親族の住宅をめぐって先月から頻繁に事件や不審者の目撃が発生していたことを明らかにしました。 先月上旬には別の場所にある富山さんの二男宅で窃盗事件があったほか、先月20日と22日に被害者宅付近で不審者目撃の通報があり、さらに今月6日に被疑者の親族からの通報で不審車両を発見し運転手は逃走したものの同乗していた男を翌7日に逮捕したということです。 この時盗品のナンバーをつけた車両に乗っていた疑いで、逮捕されたのは茨城県内に住む職業不詳の渡辺昌英容疑者(41)で、今回の強盗事件との関連は分かっていませんが、警察はトクリュウ=匿名・流動型犯罪グループの犯行も視野に捜査を進めています。