【磐越道バス事故】「ケガした生徒が事故の発生を伝えに来た」バスの後方車にいた人が証言《新潟》

磐越道で高校生など21人が死傷したバス事故。逮捕された運転手が事故を避ける行動を取っていなかったとみられることがわかりました。 当時バスの後方にいた人が取材に応じ、事故直後の生徒たちの行動を証言しました。 【事故当時バス後方にいた女性】 「心が痛くて『あの子たちどうしているかな』すごく心の傷を心配しています」 15日、取材に応じてくれた女性。 栃木県に観光に行くため夫が運転する車に乗り午前6時ごろに自宅を出発しました。 磐越道を順調に走っていましたが、出発から2時間後の午前8時ごろ… 【事故当時バス後方にいた女性】 「ちょうどトンネルの付近で(別の車の)ハザードがたかれていたのでそこで止まっていた」 女性が乗った車からおよそ500メートル先。 北越高校・男子ソフトテニス部の部員を乗せたマイクロバスがガードレールなどに衝突する事故を起こしていました。 この事故で3年生の稲垣尋斗さん・17歳が亡くなり、20人が重軽傷を負いました。 事故の影響で高速道路上の車内に取り残された女性と夫。 すると、そこに…… 【事故当時バス後方にいた女性】 「子どもが歩いてくるのが見えて1台1台に声をかけてくれて『この先で遠征のバスが事故を起こしました。すみません』と謝ってくれて……足を引きずっている子もいましたし話し方もパニックになっていた中で伝えてくれました」 事故でケガをした数人の部員が、立ち往生することになった後方の車に、直接、事故の発生を伝えに来たというのです。 【事故当時バス後方にいた女性】 「『反対側(車線)に生徒が飛ばされたそれから伝えにきた』とパニックになっていました……裸足でいた子も伝えていた」 事故後、発えん筒の設置やお互いの手当ても行っていたという部員たち。 【事故当時バス後方にいた女性】 「どんな事故なんだろうとすごく不安になっちゃったんですが、でも(部員が)伝えに来てくれたことによってどれくらい待つか分からないけど私たちも不安がなくなって(部員たちの)心配の方が強かったですね」 ◇ ◇ 一方、バスを運転していた若山哲夫容疑者。 捜査関係者によりますとガードレールなどにぶつかるまで、ハンドルを切るなど事故を回避する行動をとっていなかったとみられることがわかりました。 容疑者は「90キロから100キロ出していた」と供述しているといいますが、警察はそれを上回る速度で衝突した可能性があるとみて詳しく調べています。

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