【高畑裕太「性的トラブル」の真相】事件前夜、相手女性に話しかけていた「食事ができる、いいお店はないですか」

5月16日、女優・高畑淳子の息子で俳優の高畑裕太(32)が、「9年前に起こした不祥事」について突如として“声明”を発表した。 発端は、2016年8月にホテルの女性従業員に対し性的暴行を加えたとして、高畑が強姦致傷容疑で逮捕されたことだ。事件発生当初から「容疑を認めた」という報道が相次いだが、その後、高畑と女性の間で示談が成立。地検は高畑を不起訴処分にした。 事件から10年目を迎えようとする中、SNSの声明で高畑は「関係を持ったこと自体は事実」としながらも、「『性的暴行』に該当する行為は行っておりません」と一部報道を否定。 さらに、次のように記している。 「本件の経緯は、過去に一部週刊誌で報じられたことを除き、私の身近な範囲でのみ共有されており、当時大々的に報じていたマスメディアなどの報道媒体で報じられることはありませんでした」 当時、「週刊文春」は、群馬県警、前橋地検、ホテルなどに徹底取材を敢行していた。一体、何が起きていたのか。「性的トラブル」の真相に迫った記事を再公開する。(初出:2016年9月29日号 年齢・肩書等は公開当時のまま) 「てめーふざけんなよ! 何してくれるんだ! 高畑はこれから売り出し中で大事な時期だろ。ふざけんなよ! 情報が出たら大変なことになるよ」 白のTシャツに白い短パン姿の小太りの男は姿を見せるやドスを利かせた声で凄んだ。男のTシャツの胸元からは黒光りする入れ墨が見え隠れしている。 8月23日の早朝4時頃、群馬県前橋市のビジネスホテルのロビーは騒然とした空気に包まれていた。110番通報を受け、捜査員が20人ほど狭いフロアを慌しく行き交う。 「強姦致傷だと示談で500万円はかかるぞ。(被害者は)これから働けなくなるし、精神的なダメージもある。わかってんのか! これが世に出たら本人も映画も大変なことになるだろ。とにかく母親の高畑淳子を今から呼べ!」 小太りの男は警察官の存在を気にすることもなく、映画スタッフらしき男性に詰め寄り、大声で怒鳴り上げる。そのあまりの剣幕に、傍らにいた茶髪の長身女性が「お願いだからやめて!」と間に入った――。 ◇◇◇ 俳優・高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕された事件。発生当初から容疑を認めたという報道が相次いだが、結局、17日後の9月9日、不起訴という結末を迎えた。 だが通報した知人男性の存在をはじめ、示談の理由、釈放後の高畑サイドが公開した声明文など、未だ数多くの疑問が残っている。 本誌は改めて群馬県警、前橋地検、ホテルなどに徹底取材を敢行。関係者の証言に加え、捜査資料を元に、事件の全容を再現する。 事件前夜の22日、撮影を一足早く終えた高畑はひとりで近くのサウナに行き、20時半頃、映画のスタッフとホテルのロビーで合流した。 このとき高畑はフロントに立っていた2人の女性従業員に声をかけた。 「この近くで食事ができる、いいお店はないですか」 そのうちの1人、黒いTシャツにジーパンをはき、エプロンをしていた茶髪の長身女性こそが、事件の被害者である吉田恵子さん(44・仮名)だった。 他の従業員が制服を着用するなか、ラフな格好にくわえ、スレンダーな美人でもあり、ひときわ目立っていたという。

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