裸のまま「落ちろ死ね」欄干に座らされた絶望【旭川女子高校生殺害】内田梨瑚被告「死ねや」と罵声を浴びせ…60キロ下流で発見された遺体《連載(2)》

2024年4月、北海道旭川市の郊外で、当時17歳の女子高校生が衣服を脱がされて暴行を受け、さらにつり橋の上から石狩川へ転落死した事件。 事件から約2年を経て、主犯格とされる北海道旭川市の無職・内田梨瑚被告(23)の公判が25日から始まる。 まだ雪が残るひとけのない真夜中の現場で一体、何が起きていたのか。 事件が発覚した当時の捜査機関や関係者への取材、共犯の女の裁判で明らかになった内容から、改めて事件の経過を追う。《5回シリーズの2回目》 ■【第2回】神居古潭(かむいこたん) 2024年4月19日未明、北海道旭川市内のコンビニを出発した軽乗用車は、途中で少女Yを降ろし、郊外の『神居古潭(かむいこたん)』へ向かった。 この時点で車に乗っていたのは、内田梨瑚被告(当時21)・共犯の女(当時19)・女子高校生(当時17)の3人。 旭川市中心部から15キロほどの神居古潭は、大河川・石狩川が削りだした渓谷地形が観光名所にもなっている。夜はいくつかの街灯が付近をほのかに照らす程度の明るさしかない。 車は、午前3時半ごろ、神居古潭の国道から脇道に入り、駐車帯に到着。当時の気温は10℃未満で、小雨が降っていた。4月とはいえ、吐く息も白くなるほどの寒さだった。 内田被告と共犯の女は、車内で女子高生に衣服を脱がせ、脱がせた服や下着は草むらに捨てた。(後に清掃作業員が発見し、警察に届け出ている) 女子高校生を車から降ろすと、冷たい地面に土下座させ、謝罪させる動画を撮影後、神居大橋(つり橋)へ向かう。 つり橋の上では、共犯の女が馬乗りになって暴行をふるった。内田被告は自宅に戻った少年Xとビデオ通話をしながら、女子高校生の腰を蹴るなどした。 ■「落ちろ」「死ねや」 内田被告と共犯の女は、女子高校生を橋の欄干に座らせて、さらに謝罪させた。女子高校生が橋の上に飛び降りたため、再度、欄干に座らせ、川の方向を向かせた。 「落ちろ」「死ねや」という言葉を何度も浴びせた。

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