「地下銀行」を営み中国に不正送金したとして、京都府警捜査5課と犯罪情報分析課などは26日、銀行法違反(無免許営業)の疑いで、大阪市生野区、中国籍の無職の女(36)を逮捕した。 逮捕容疑は氏名不詳者と共謀し、国の許可を得ずに2024年12月〜25年11月、兵庫県伊丹市の無職の被告の女(47)=盗品等保管などの罪で有罪判決=ら中国籍の男女3人から依頼を受けて預かった計約1230万円を、指定された中国の口座に不正に送金した疑い。「違法な行為とは思っていなかった」などと容疑を否認しているという。 府警によると、47歳の被告の女は他人のデビットカード情報を使って購入した腕時計などを転売して利益を得る匿名・流動型犯罪グループ(匿流)のメンバーで、逮捕された女は被告の女から依頼を受けて犯罪収益約1千万円を中国の指示役に送金していた。これまでに約40人から預かった総額約6千万円を海外に不正送金し、手数料を得ていたとみられるという。 地下銀行は金融機関を介した正規の送金に比べて為替レートの条件がよく、身元確認などが不要なため、海外への不正送金に用いられることが多いという。