2024年4月、北海道旭川市の橋から当時17歳の女子高校生を川に落下させ、殺害した罪などに問われている旭川市の無職・内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判で、共謀した受刑者の女(21・事件当時19)が27日、証人として出廷しました。 27日午前、受刑者の女は、薄い茶色のシャツに紺色のズボンで法廷に入りました。 内田被告が座る弁護側と、証言台の間には「ついたて」が置かれました。 受刑者の女の証人尋問は、検察側の質問から始まりました。 裁判の争点のひとつになっている、橋から女子高校生が転落した一連の状況についての検察側の質問に対し、受刑者の女は「梨瑚さん(内田被告)が(女子高校生の)肩甲骨のあたりを両手で押しました。目の前から一瞬で消えました。橋のロープに捕まっているのが見えました。欄干の間から引き上げようとしました」 さらに、検察側から、女子高校生がロープに捕まってから、見えなくなるまでの時間を問われると、受刑者の女は「体感で6秒くらい」と話し、「(手が)届くか届かないかというところで消えました。キャーという高い叫び声がしました。バーンという何かにぶつかったような図太い音、川に落ちた音だと思いました」と述べました。 その後の状況を問われると、受刑者の女は「梨瑚さん(内田被告)やばくないですか?と言ったら、(受刑者の女の名前)行くよと言ってつかまれて駐車場に戻りました」 橋の上に内田被告が何かを置いたかなど問われると「一切ありません、(スマホやお金は)ありません」と述べました。 検察側から、女子高校生が落下したことを逮捕された時に話さなかったことについて問わると、受刑者の女は「梨瑚さんから黙秘するよういわれました。被害者の子を押したのがばれたら怖い。梨瑚さんが最後に押したので、私にも責任があることがわかっていました」としたうえで、「遺族の調書を読んで、遺体の写真を見せられて、こんなにも愛されていたんだと。私がこの子のことを殺しました。本当のことを話さないとと思いました。梨瑚さんの調書は、でたらめで最初から最後まですべて嘘です。被害者は自分で落ちてなんかいません。話せるのは、私たち2人しかいません」と述べました。