組織の危機管理に詳しい桜美林大の西山守准教授が28日、TBSの情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)にVTR出演。長女への暴行容疑で巨人の阿部慎之助前監督(47)が現行犯逮捕されたことをめぐる、山口寿一オーナーの発言について危機管理の観点からコメントした。 番組では、「関心度ランキング」コーナーの1位で、「巨人・阿部前監督辞任余波続く 復帰求めオンライン署名9万超」と題して、阿部前監督の復帰を求めるオンライン署名活動が26日に発足したことなどを伝えた。署名は28日午前8時すぎに10万筆を超えた。 巨人が確認した事実関係によると、25日午後6時頃、18歳の長女と次女の姉妹ゲンカを止めようとした阿部前監督が、長女から言い返されたことに腹を立て、襟元をつかみ投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた。長女はこの直後にチャットGPTに相談したところ、児童相談所への通報を勧められたことから通報。児相から連絡を受けた警視庁渋谷署が、現行犯逮捕した。阿部前監督は26日未明に釈放され、同日に辞任を申し入れた。 山口オーナーは「暴力を振るった事実は重く、監督を続けることは許されないと判断しました。交流戦の直前に重大な不祥事を起こし、ファンの皆様とすべてのプロ野球関係者に深くおわびします」とコメントしている。 西山氏は、山口オーナーの発言について「今の時代、高校の野球部もそうなんですけど、スポーツがらみの暴力事案というのが非常に多いので、ささいなことでも責められるんですよね。球団としては明確にこれは絶対に許しませんということを、球団のマネジメントとして非常に重要なメッセージではあるわけですよね」と自身の見解を述べた。