静岡県内の「未解決事件」14件 捜査本部設置も「コールドケース」に 県警が情報提供呼びかけ

静岡県警は21日に開いた定例記者会見で、捜査本部を設置した重要な未解決事件(コールドケース)は全部で14件あると明らかにした。関係者への再聴取や証拠資料のDNA型鑑定など捜査を継続しており、「どんなわずかな情報でも構わない」と情報提供を呼びかけた。 未解決事件の罪名別の内訳は殺人が11件、強盗殺人が2件、殺人・放火の疑いが1件。発生が最も古いのは1999年2月に富士市大淵でタクシー運転手の田切忠男さん=当時(66)=が殺害され、売上金を奪われた強盗殺人事件だった。 県警は2011年4月、捜査1課に「未解決重要事件捜査係」を設置した。捜査本部が設置されている警察署とともに、フリーダイヤルに寄せられた情報の掘り下げ捜査や、現場周辺の定期的な聞き込み捜査を続けている。 1999年に名古屋市西区で主婦が殺害された事件は、事件から26年を経た2025年10月に容疑者の逮捕に至り、大規模な再捜査が実を結んだ。県内でも09年に長泉町のドラッグストアで発生した強盗致傷事件の容疑者2人が24年、時効まで残り1カ月半で逮捕されるケースがあった。 高橋直人刑事部長は「県民からの情報が事件解決の糸口になる」と強調した。 情報提供は県警捜査1課<電054(271)0110>か最寄りの警察署へ。

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