診療所の女子トイレに小型カメラを設置して盗撮したとして、茨城県警は28日、水戸市の医療法人「啓和会」理事長、久保田光博容疑者(47)=同市元吉田町=を性的姿態撮影処罰法違反(撮影、撮影未遂)容疑で逮捕した。トイレの利用者延べ104人が被害に遭ったとみられる。 逮捕容疑は2024年12月25日、自身が経営する水戸市内の2カ所の診療所で、女子トイレ内にカメラを取り付け、利用者を盗撮したとしている。容疑を否認しているという。 同法人の登記簿などによると、東関東クリニック(同市白梅3)と、いばらき健康管理センター(同市見川町)の2カ所の診療所を経営し、人間ドックや健康診断を行っている。 県警によると、診療所のトイレを清掃していた職員が24年12月25日の日中にカメラを発見。別の診療所のトイレを調べたところ、カメラが見つかった。同日夕に診療所の職員から水戸署に通報があった。未遂も含め延べ104人が被害にあったとみられ、県警は以前から盗撮していた可能性を視野に捜査している。 法人の担当者は毎日新聞の取材に「事実関係について調査中で、答えられることはない」と話した。【井手一樹、榎良広】