三輪記子弁護士 阿部前監督の騒動「責められるべきは暴力」「組織でメンタルケア」「速報すべきだったか」

離婚問題などの男女のトラブルやハラスメント問題を手掛ける三輪記子弁護士が31日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。巨人の阿部慎之助前監督(47)が長女(18)への暴行容疑で逮捕され、辞任したことについて私見を述べた。 三輪氏は「まず、この事案については暴力そのものはご本人も否定していませんし、暴力があったということは事実だと思います。その前提で辞任も妥当だと私は考えています」と言い、「その上で、まず責められるべきは暴力であって被害者や児童相談所であったり警察であったりということが責められるべきものではないです。ここで例えば非難が被害者に向くことによって児相への通報をためらうような人が出てくるってことが凄く心配です。家庭内で暴力があった場合には、児相に相談するというのが初動としては正解です。これを躊躇(ちゅうちょ)してはいけません。それをした長女に対して非難が向くということは絶対にあってはいけない」と自身の考えを述べた。 そして、「次に辞任は妥当だと思うんですけれども、スポーツ選手とかの強い人、勝たなければいけない人が日頃さらされているストレスに対して組織であったり業界であったりというのがあまりそのストレスと向き合ってこなかった」と指摘。「その点をご本人とか、あるいは家族に世話をさせてケアをさせてきたんだと思うんですね。でももうそういう時代ではないと思います。組織であったり業界全体でメンタルケアに取り組むということをやるべきです。そこまで私はやるべきだと考えています」と訴えた。 さらに「3つ目は、被害者の保護のために速報で伝える必要があったのかっていう、メディアに自制もしてほしいなっていうふうに思っています。この3点を思っています」と自身の見解を述べた。

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