「マジカル・シークレット・ツアー」ジャパンプレミアイベント 有村架純がシンガポールで全力疾走してコケたと告白!

「ミセス・ノイズィ」の天野千尋監督が、2017年に中部国際空港で主婦たちが金の密輸で逮捕されたという実在の事件に着想を得て制作した「マジカル・シークレット・ツアー」のジャパンプレミアイベントが6月2日に東京・日経ホールにて行われ、主演の有村架純、共演の南沙良、塩野瑛久、青木柚、そして天野監督が登壇した。 本作は、周りに流されて生きてきた3人の女性が金の密輸を通して絆を深め、それぞれの人生を取り戻していく姿を描いたクライムドラマ。シンガポールで大規模なロケを敢行し、きらびやかで危うい金密輸の旅路を描き出す。黒木華が借金を抱える研究員・清恵を演じ、斎藤工も共演している。 この日の登壇者たちは、本作のキーカラーでもある“ゴールド”をファッションの一部に取り入れて来場。有村は「1年前に撮影したんですけども、今日を迎えることができて、ホッとしております。今日は宣伝の方から、ゴールドを身につけてほしいというお願いがありまして。わたしはサンダルですが、そうやって宣伝を盛り上げようと一生懸命がんばってくださっているので、無事に今日という日を迎えられて良かった」と笑顔であいさつした。 本作はディープな実話を基にしているが、その語り口は非常に軽やかとなっている。南も「普段生活していく中で理不尽だな、不条理だなと感じることは多々あるけれど、その中で3人の登場人物がそれぞれに自分の人生を切り拓いていく姿がある意味、爽やかで、滑稽で面白くて、いい青春映画だなと思いながら映画を観ていました」と振り返る。 さらに有村演じる和歌子の夫・高志を演じた塩野も「試写をご覧になった方が口をそろえて第一声で『面白かった』と言ってくださるので、作品冥利に尽きます。登場人物はすごくディープな人生を生きていたり、すごく暗いものを抱えているのに、この映画はなぜかその湿度を感じずにカラッと見ることができる映画」と太鼓判を押した。 メガホンを取った天野監督は、本作の成り立ちについて「この映画の企画を考えたのはコロナ禍だった2020年ごろ」だったと述懐。「このニュースを耳にしてから自分の頭の中で考えたことが、ここにいるキャストや多くのスタッフの皆さんとの出会いを経て完成までたどり着き、こうして皆様に見ていただけるというのは奇跡的だなと感じています。企画を考え始めた頃の私に伝えてあげたいです」と感無量の表情を浮かべた。 本作はシンガポールでの大規模なロケを敢行。有村、南が口々に「暑かった」と言うほどに撮影が大変だったと振り返るふたりだが、有村も「でも現地のスタッフさんも同じ熱量を持って撮影に協力してくださって。冷たい飲み物を用意してくれるなど、その心遣いにも救われました」と充実した表情。だがそんな過酷な撮影の合間には楽しみもあったようで、南も「撮影が終わった後にラオパサというフードコートのような場所へ行って、そこで食べたラクサがとても美味しかった」と笑顔を見せると、日本で撮影していた塩野からも「僕も行きたかった。うらやましい」とコメントが入るひと幕も。 続いて、「最近体験した驚くべきエピソード」という質問を受けた有村は、劇中の逃走シーンの裏側を述懐。「わたしが猛ダッシュで、全力疾走でシンガポールの街を走るシーンがあったんですが、普通に有村がこけました。自分のズボンの裾を踏んでしまって、スライディングをしてしまって。皆さんが『大丈夫か!』と駆け寄ってくれて。ご心配をおかけしてしまったんですが、私自身は何が起こったのか瞬時には判断できなくて……30を過ぎて、急に全力疾走って危ないですね」と発表し、驚いた様子の会場内。天野監督も「有村さんが大怪我をしたら撮影が止まったらと生きた心地がしなかったですが、有村さんは何事もなかったかのようにスッと起き上がられてました」と有村のタフさに舌を巻いていた。 そして最後のメッセージを求められた有村は「皆さんがおっしゃる通り、本当に面白い映画ができたなと思っています。一見、社会問題に着目した作品なのかなと思うかもしれませんが、クスッと笑えるような、とても見やすい映画になっています。ぜひ、スクリーンで“楽しい旅”をお過ごしくださいませ」と会場に呼びかけ、イベントを締めくくった。 「マジカル・シークレット・ツアー」は6月19日より全国公開。

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