東京・赤坂にあるIT関連会社「Linuxジャパン」の役員男性が2025年9月から行方不明になっていた事件で、警視庁捜査1課は5日、この男性の遺体の一部が静岡県伊豆市湯ケ島の山林で見つかったと明らかにした。男性は東京都港区六本木7の神山猛さん(当時54歳)。警視庁は、死体遺棄容疑で逮捕、起訴された社長の水口克也被告(49)=港区西麻布1=が死亡の経緯にも関わった可能性があるとみて調べる。 警視庁によると、遺体は5月29日、伊豆市の天城峠に近い国道沿いの斜面で見つかった。切断された胴体部分で一部が白骨化しており、黒いボストンバッグに入れられていた。DNA型鑑定で神山さんと特定したという。 神山さんは25年9月28日昼に自宅から出かけたのを最後に行方が分からなくなっていた。翌10月と26年2月に知人女性が麻布署に相談し、警視庁は3月から本格的に捜査していた。 水口被告は10月上旬に東京都内でレンタカーを借りており、神奈川、静岡県方面に向かっていた。赤坂の事務所から神山さんの遺体を運び出した疑いで4月に逮捕されたが、神山さんの失踪への関与や容疑を否認していた。【朝比奈由佳、洪玟香】