SNSを使いながら架空の投資話を持ちかけ、宮崎市の男性から現金をだまし取ったとして逮捕された63歳の男が、鹿児島や熊本でも同じような詐欺行為を繰り返していたことがわかりました。 この男は、詐欺グループの「受け子」で、だまし取った総額は1億3000万円以上に上るとみられます。 宮崎北警察署が、今月1日、逮捕した滋賀県近江八幡市出身の無職、西澤順一容疑者63歳。 警察によりますと、西澤容疑者は、株式投資のインターネット広告を見て応募してきた宮崎市の60代の男性に対し、LINEを使って「投資により多額の利益が得られる」と、うそのメッセージを送信。信じたこの男性から、去年12月、宮崎市内の飲食店で現金800万円を受け取り、だまし取った疑いが持たれています。 西澤容疑者は、このほかにも、同じ男性に口座に現金を振り込ませるなどしていて、警察では、だまし取った総額は6500万円余りに上るとみています。 警察の調べに対し、西澤容疑者は「知りません」と容疑を否認しています。 西澤容疑者は詐欺グループの「受け子」とみられ、鹿児島と熊本でも今年2月に逮捕されています。 鹿児島県の70代の男性に対しては有名な実業家などになりすまし、また、熊本県の70代の男性に対しては証券会社の社員を名乗り、それぞれ現金をだまし取った疑いです。 西澤容疑者が、宮崎、鹿児島、熊本それぞれの被害者3人から、だまし取った現金の総額は1億3000万円以上に上るとみられます。 宮崎北警察署は、「トクリュウ」匿名流動型犯罪グループとの関連も視野に捜査を進めています。