ロシアの介入はねのけアルメニア与党勝利 親欧米路線明確に

【AFP=時事】アルメニアのニコル・パシニャン首相率いる与党が議会選挙で勝利した。暫定結果が8日、発表された。ロシア政府からの圧力や、選挙への介入が指摘されるなかでの勝利となり、同国の親欧米路線(西側への傾斜)がさらに決定づけられた。 アルメニア中央選挙管理委員会によると、与党の市民契約党が49.8%の得票率を獲得し、ロシア系アルメニア人の億万長者サムベル・カラペティアン氏率いる親ロシアの「強いアルメニア」連合の23.3%を大きく上回った。 投票率は59%だったと委員会は発表した。 パシニャン氏は、自身の党の「アルメニアの永続性と発展を確保する歴史的勝利」を称賛。「西側との関係強化の路線を継続する」と誓う一方で、ロシアとの関係も発展させる意向を示した。 一方、対立候補のカラペティアン氏は、選挙を「恥ずべきもの」と呼び、違反や弾圧を非難。選挙運動スタッフの数十人が逮捕されたことを明らかにした。 パシニャン首相は、ロシア主導の安全保障ブロックへの参加を凍結しつつ、欧州連合(EU)や米国との関係を深め、アルメニアをEU加盟の可能性がある道へと導いている。 一方のロシア政府は、自国の勢力圏内でまたしても同盟国を失う可能性に不快感を示している。ウラジーミル・プーチン大統領は5月、「ウクライナで今何が起きているか、私たちは皆見ている… すべてはウクライナがEUに加盟しようとしたことから始まった」と警告ともとれる発言をしていた。【翻訳編集】 AFPBB News

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