バレーボール元男子日本代表の佐藤駿一郎容疑者が麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された件を受け、SVリーグが再発防止策について明かした。 佐藤容疑者は日本代表合宿中に逮捕。逮捕日の5月27日は宣材写真の撮影日で、写真を撮り終えると、チームメート数人でパチンコ店に訪れた。その際にバッグを店内に忘れ、その後の確認作業で大麻の所持が判明。名古屋で知人から大麻を受け取ったと証言した。 佐藤容疑者の前所属先はSVリーグのウルフドックス名古屋。SVリーグは10日に大河正明チェアマンのコメントを発表。「違法薬物はいかなる理由があっても決して許されるものではありません。スポーツは社会からの信頼の上に成り立つものであり、今回の事案は、事実関係の如何にかかわらず、リーグおよびバレーボール界に対する社会の信頼を大きく損ないかねない極めて重大な問題であると受け止めております」と糾弾した。 その上で「まずは直近の実施事項として、シーズン前の薬物検査を義務化すること、シーズン中に抜き打ちでも薬物検査を実施すること、また7月に全選手向けに研修を実施し、代表活動で参加できない選手もビデオで後日視聴を義務づけることを決定しました」と説明。「SVリーグは、競技力の向上だけでなく、高い倫理観と社会的責任を備えたリーグでなければなりません。本件を重く受け止め、違法薬物を許さない明確な姿勢のもと、クラブや関係団体と連携しながら、クリーンで健全な競技環境の実現に向けて取り組み、社会から信頼されるリーグであり続けるための責任を果たしてまいります」と誓った。 ◆大河チェアマンのコメントは以下の通り 先般、当リーグ所属クラブに在籍していた現役選手が薬物所持の容疑により逮捕されるという事案が発生いたしました。 まずは、日頃よりリーグおよびクラブを応援してくださっているファンの皆さま、スポンサー・パートナーの皆さま、ホームタウン・自治体の皆さまをはじめ、多くの関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、リーグを代表して深くお詫び申し上げます。 違法薬物は、いかなる理由があっても決して許されるものではありません。スポーツは社会からの信頼の上に成り立つものであり、今回の事案は、事実関係の如何にかかわらず、リーグおよびバレーボール界に対する社会の信頼を大きく損ないかねない極めて重大な問題であると受け止めております。 当リーグではこれまでも、コンプライアンスやアンチ・ドーピング、違法薬物防止に関する研修・啓発活動を継続的に実施してまいりました。しかしながら、このような事案により多くの皆さまにご心配をおかけし、リーグへの信頼を損なう事態となっていることを厳粛に受け止めております。 今回の事案を一過性の問題として捉えるのではなく、リーグ全体の課題として真正面から向き合い、クラブや関係団体とともに原因の検証を進めてまいります。そのうえで、教育・啓発活動のさらなる強化はもとより、選手や関係者を支える体制の充実など、実効性のある再発防止策の検討を進めてまいります。 まずは直近の実施事項として、シーズン前の薬物検査を義務化すること、シーズン中に抜き打ちでも薬物検査を実施すること、また7月に全選手向けに研修を実施し、代表活動で参加できない選手もビデオで後日 視聴を義務づけることを決定しました。 SVリーグは、競技力の向上だけでなく、高い倫理観と社会的責任を備えたリーグでなければなりません。本件を重く受け止め、違法薬物を許さない明確な姿勢のもと、クラブや関係団体と連携しながら、クリーンで健全な競技環境の実現に向けて取り組み、社会から信頼されるリーグであり続けるための責任を果たしてまいります。