警察かたられ200万円被害 指示のまま遠隔アプリ入れる 三重・松阪の60代男性

三重県警松阪署は23日、三重県松阪市内に住む60代の自営業の男性が、現金合計200万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると、今月11日、男性の携帯電話に警視庁の「ウラシマ」を名乗る者から「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われている」「千葉で取り調べをする必要がある」などと言われ、千葉県警捜査二課の「高田仁」を名乗る者と電話を変わった。高田から「詐欺グループを逮捕した際、あなた名義のキャッシュカードが見つかった」「あなたに逮捕状が出ている」など言われ、SNSアプリの「LINE(ライン)」でのやりとりへ移行し、「証言18」というLINEアカウントが追加され、LINE通話でのやり取りが始まった。 さらに、「証言005」というアカウントが追加され、男性の名前が記載された逮捕状の画像が送られてきた。男性が「身に覚えがない」と伝えたところ、「無実を証明するために、持っている金融機関の口座全てを教えてほしい」と言われ、本物の警察官だと信じた男性は全ての口座を伝え、指示されるままリモートアシスタンスソフトウェアの「エニーデスク」をパソコンにダウンロードした。 さらに、「高田仁」から「パソコンでエニーデスクとインターネットバンキングを開いてほしい」と言われ、指示されるまま開いたことで、遠隔操作で100万円が個人口座に送金されだまし取られた。 12日にも同様の操作を指示され、さらに100万円を別の個人口座に振り込み、合計200万円をだまし取られた。 男性の利用している金融機関から詐欺を指摘され、男性が確認したところ残高がマイナスになっていたことから発覚。同日に同署に相談し、23日に被害届を提出した。

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