少年らを闇バイトなどで募り和歌山市内で盗みをしたとして、大阪府警は24日、暴力団組員や少年ら計6人を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。 府警は、6人のうち指定暴力団山口組系組員の神川将一容疑者(29)=大阪府松原市=ら3人が指示役とみている。3人は今回とは別の少年らを闇バイトで募り、3月に大阪府内で盗みをしたとして、6月に窃盗と建造物侵入の罪で起訴されている。 捜査3課によると、逮捕容疑は3月17日午前2時ごろ、中古スマートフォンの販売などをする和歌山市の店舗に侵入し、スマートフォン86台とゲーム機6台(時価計約299万円)を盗んだというもの。府警は5~6月にかけて6人を逮捕した。 6人のうち府警が実行役とみている少年の供述によると、指示役から、犯行が途中でも数分で現場から立ち去るよう指示を受けていたという。 また、実行役の中に見張り役がおり、侵入からの時間経過を店舗内のメンバーに口頭で伝えていたという。府警は、人目につく前に現場から逃げるためだったとみている。 府警によると、6人のうち指示役3人と実行役の2人の計5人は面識があったという。 「5人が『Kグループ』と呼ばれる組織に属していた」と供述している容疑者もいるといい、府警は、「Kグループ」が闇バイトを募り窃盗などを行うための組織とみて実態解明を進めている。(岡田真実)