12歳タイ人少女の母親に拘禁刑7年半 人身取引の罪、母国で判決

東京の「マッサージ店」で働いていた当時12歳のタイ人少女が保護された事件をめぐり、タイの首都バンコクの刑事裁判所は29日、少女を店で働かせ、人身取引などの罪に問われた母親(30)に対し、拘禁刑7年6カ月の実刑判決を言い渡した。現地メディアが報じた。 母親は2025年6月に少女とともに来日し、7月に少女を残して日本から出国。少女は9月、東京出入国在留管理局を訪れ、「タイに帰りたい」と訴えて保護された。母親は10月に台湾で売春に関わった疑いで警察当局に拘束された後、12月にタイに送還され、逮捕されていた。 地元紙マネジャーなどによると、未成年の子供を巻き込んだ罪は重いものの、判決は本人が罪を認めていることなどを理由に、本来なら拘禁刑15年となる量刑を半減させた。母親は国外で「マッサージ」の仕事を繰り返し、毎回14~19日間の渡航で、5万~8万バーツ(約24万~39万円)の収入を得ていたという。 法廷には少女の祖父母や、妹と弟、親族らが傍聴に訪れ、母親は泣き崩れていた。少女は現在、タイの社会福祉NGOに保護されているという。(バンコク=武石英史郎)

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