在留カードで不正手続き容疑 「アジア最大級犯罪集団」〝幹部〟ら再逮捕 中国籍男も逮捕

他人名義の在留カードで印鑑登録の手続きを行ったなどとして、警視庁と大阪府警の合同捜査本部は5日、入管難民法違反の疑いで「アジア最大級の犯罪集団」とされるプリンス・グループの最高幹部とみられるフー・シー容疑者(44)=キプロス籍=と中国籍の男女2人を再逮捕し、新たに中国籍の陳暁光容疑者(49)を逮捕した。フー容疑者は調べに「少し違う部分がある」と容疑を否認している。 プリンス・グループは大規模な詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)に関与しているとして米英両国から制裁を科されている。フー容疑者は令和5年ごろから「高度経営・管理活動」向けの「高度専門職1号(ハ)」の在留資格で日本への出入国を繰り返し、昨年10月以降滞在していたとみられる。 警視庁は今年6月、東京都の中央区役所に虚偽の転入届を提出したなどとして電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑でフー容疑者ら3人を逮捕していた。 今回のフー容疑者の逮捕容疑は4月、在留カードをともに逮捕された中国籍の女に貸与したとしている。ほかの3人の逮捕容疑は4~5月、フー容疑者から借り受けた在留カードで東京都の中央区役所で本人になりすまし、印鑑登録手続きを行ったとしている。 警視庁によると、フー容疑者は「安全に暮らせる場所が欲しかった」などと供述しており、永住権を獲得する目的で一連の手続きを行っていたとみて追及する。

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