菅田将暉が三宅健、竹原ピストル、山本浩司、好井まさおの「4人組」に感じたこと

『共喰い』で青山真治監督と、『あゝ、荒野』では岸善幸監督と、『花束みたいな恋をした』では脚本の坂元裕二さんと土井裕泰監督と、『アルキメデスの大戦』では山崎貴監督と、『糸』では瀬々敬久監督と、『君たちはどう生きるか』では宮崎駿監督(さきは本来たつさき)と、『Cloud クラウド』では黒沢清監督と……。菅田将暉さんがクリエイターたちと響き合いながら生み出してきた作品たちは、私たちの感情を大きく揺さぶってきた。 そして今回岸監督と再度タッグを組むのが、1月17日に公開される菅田さんの主演映画『サンセット・サンライズ』だ。これは宮城県・南三陸を舞台とした「泣き笑い移住エンターテインメント」。岸善幸監督と、今回菅田さんが初めての仕事となるという宮藤官九郎さん脚本により、楡周平さんの原作小説を映画化した話題作だ。菅田さんは釣りをこよなく愛し、南三陸に移住する西尾晋作を演じるにあたり、自らも釣りにはまったという。「FRaU1月号」の表紙と10ページの特集の撮影と共に行われたインタビューは、誌面に掲載しきれない濃厚なものとなった。 Webで伝える第1回前編は、岸監督と宮藤さんとの「笑い」の違いをお伝えした。菅田さんは「岸さんは泣き笑いで、宮藤さんは笑い泣き」と表現していたその違いを明確に言葉にしてくれた。後編は、岸監督との関係や、『サンセット・サンライズ』のキャストに感じたことを伝えていく。

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