10代の長女を押し入れに監禁しけがをさせたとして、40代の両親と長男が逮捕された事件で、警視庁捜査1課は6日、長女の全身にブルーシートを巻き付けて拘束したなどとして、逮捕監禁容疑で母親を再逮捕し、新たに10代の三男を逮捕した。 捜査関係者への取材で分かった。母親は「覚えていません」と容疑を否認し、三男は認めているという。 母親の逮捕容疑は昨年12月下旬ごろ、長男らと共謀し、東京都内の自宅で、凍らせたペットボトルが入った袋を長女の胸元に入れた上で、体をブルーシートと粘着テープでぐるぐる巻きにし、約10時間にわたり鍵を掛けた押し入れに監禁した疑い。三男は昨年11月下旬~今年1月下旬、両手足を金具などで拘束し、施錠した押し入れに閉じ込めた疑い。 捜査関係者によると、こうした虐待は母親が主導し、父親と3人の兄が関与していたとみられる。昨年9月ごろに押し入れに鍵を付けるなど改造し、食事は拘束した状態のまま与えていたという。 長女には知的障害があり、母親は逮捕前、「しつけのためだった」などと供述していた。 事件は1月28日に母親が「娘の体が冷たい」などと119番し発覚。同課は5月12日、両親と長男を逮捕監禁致傷容疑で逮捕し、その後いずれも起訴された。