「にしたんクリニック」の西村誠司社長が8日、自身のTikTokを更新。5日に群馬県伊勢崎市で発生した2児死亡事件を受け、困窮している人に「にしたん社長の相談窓口」への連絡を呼びかけた。 6歳の長女と3歳の長男が死亡したこの事件では、殺人容疑で逮捕された父親が「自分の健康状態や家族の将来を悲観した」と供述したと報じられている。 西村社長は「子どもを大切にしている父親として、本当に悲しく、胸が締め付けられる」と心情を吐露。父親が健康問題で仕事ができなくなり、将来を悲観したと報じられている点に着目し、生活苦や孤立が背景にあるのであれば、「事件になる前に相談してほしかった」と訴える。 「今、本当に生活が苦しく、どうにもならないという方は、ぜひ『にしたん社長』まで連絡してください」と呼びかけ、必要に応じて自ら電話で相談に乗る考えを表明した。困窮しているケースでは、資金面も含め「できる限りの支援をしたい」と明かす。 「もうどうすることもできない」と追い詰められている人こそ、一人で抱え込まないでほしいとして、「相談できる人は必ずいる。この動画を見た人は遠慮なく連絡してほしい」と孤立せず行動することを呼びかけた。 西村社長はさらに、2024年7月に奈良県で5歳の娘を一人で育てていた父親が無理心中を図り、親子とも死亡した事件にも言及。父親が死の直前に児童相談所に「精神的にしんどいので子供を預かってほしい」などと相談し、高齢の両親にも依頼したが断られていたとされる背景にも心を痛めていると語った。 ◆こども基金も 社会貢献に積極的な西村社長が設立した「にしたんこども基金」では、病気や障害を持つ子どもたちとその家族への支援、また医療現場・関連団体への慈善寄付やパートナーシップの形成を通じ、よりよい社会づくりを担う子どもたちを育む活動をしている。