腎臓移植をあっせんし違法に金銭を受け取ったとして一般社団法人が摘発された事件で、大阪市内の医療機関の院長が謝礼を受け取って、カンボジアの執刀医へ送る紹介状を作成していたとみられることが分かりました。 この事件は、一般社団法人「国際医療相談室」の実質的経営者・菊池仁達容疑者(66)ら3人が、去年11月、70代の男性患者にカンボジアでの腎臓移植手術をあっせんし、およそ1200万円を違法に受け取ったとして逮捕、送検されたものです。 その後の取材で、菊池容疑者らが大阪市内の医療機関の男性院長に対し、カンボジアにいる執刀医に送る紹介状を書くよう依頼し、この男性院長が謝礼を受け取っていたとみられることが分かりました。 男性患者は「国際医療相談室」の紹介でこの大阪市内の医療機関を受診し、血液検査を受けるなどしていたということです。 警視庁は謝礼を受け取ったとされる男性院長から任意で事情を聴くなどして、詳しいいきさつを調べています。