中国語通訳し、幹部登用 カンボジア拠点詐欺、トップ再逮捕 兵庫県警

カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、グループのトップとみられる自称製造業の菅原孝文容疑者(31)が中国語に精通していたために幹部となり、上位役とみられる中国人らの指示を通訳していたことが14日、兵庫県警などへの取材で分かった。 県警は同日、詐欺容疑で同容疑者を再逮捕。グループの実態解明を急ぐ。 県警やグループメンバーの公判での証言によると、菅原容疑者は日本人かけ子グループのリーダーで、上位役とみられる中国人や台湾人からの指示を通訳。「ササキ」という偽名を使い、検察官を装って自らも詐欺の電話をかけるなどしていた。 かけ子らは日中、詐欺の電話を日本にかけ、夜は録音した通話内容を全員で聞くなどして反省会を開いていた。拠点には逃走を防ぐための監視カメラや鉄格子があったという。 再逮捕容疑は2024年7月、かけ子らと共謀し、和歌山県の70代女性に警視庁の警察官などをかたって「口座が犯罪に使われている」などとうその電話をかけ、現金800万円をだまし取るなどした疑い。

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