【山形】元生徒側に損害賠償の支払いを命じる3度目の判決 新庄市・旧明倫中事件から33年

33年前、新庄市の中学校で当時13歳だった児玉有平さんが亡くなった事件で、山形地方裁判所は被告の元生徒に対し損害賠償の支払いを命じる3度目の判決を言い渡しました。 1993年、新庄市の旧明倫中学校の1年生だった児玉有平さんが体育館にあったマットの中で遺体で発見され、生徒7人が逮捕・補導されました。 事件をめぐっては、1995年に遺族が生徒7人に損害賠償を求めて提訴し、2005年最高裁で元生徒ら7人におよそ5760万円の支払いを命じる判決が確定しています。 しかし、全員が支払いに応じず、損害賠償の請求権が10年の時効で消滅してしまうことを防ぐため、2016年に再び提訴しました。 その後、2度目の賠償命令が言い渡されましたが、それでも賠償金が支払われることはなく遺族側は時効を前に、25年、3度目の提訴に踏み切っていました。 15日の判決で山形地裁の宮崎謙裁判官は「判決が確定しているにもかかわらず争うことは許されるべきではない」と指摘。 当初確定した損害賠償に対する遅延損害金も含め、給与の差し押さえなどが出来ていない元生徒3人に対し、およそ1億1200万円余りを支払うよう命じました。 判決を受け、元生徒側の代理人は「判決をまだ精査できていない。今回、当事者になっていない元生徒も含め、7人全員が無罪を勝ち取るために頑張っていく」とコメントしています。

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