埼玉、千葉の両県で窃盗などを繰り返したとして、埼玉県警捜査3課は17日、東京都江東区潮見1の無職、白田芳男被告(76)=窃盗罪などで既に起訴=をさいたま地検に追送検し、捜査を終結したと発表した。県警は11件で現金や腕時計など計約951万円相当の被害を裏付けた。 県警によると、白田被告は集合住宅のポスト内に置かれた家の鍵を狙って金品の盗みを重ねていたという。鍵を盗むため、事前に先端を折り曲げた菜箸と小型のペンライトを準備し、犯行に及んでいた。住人が家を留守にする際、家の鍵をポストに隠す描写をテレビドラマで見て、今回の手口を思いついたという。 追送検容疑は、2025年12月~26年2月、さいたま市北区宮原町3の集合住宅など8カ所に侵入するなどし、現金約41万円とギフトカード5点(合計約2万円相当)を盗んだとしている。「今まで泥棒をして暮らしていた」と容疑を認めている。 県警生活安全総務課は「施錠後は鍵を常に持ち歩いて」と注意を呼びかけている。【福田真緒】