臓器移植、別患者にも有償あっせん容疑 元NPO理事再逮捕 警視庁など

海外での臓器移植を巡る有償あっせん事件で、警視庁などの合同捜査本部は28日、別の患者にもあっせんしたとして、臓器移植法違反容疑で、元NPO法人「難病患者支援の会」理事の菊池仁達容疑者(66)を再逮捕した。 認否を明らかにしていない。 捜査本部は、昨年3月以降、移植をあっせんした患者5人から計4500万円以上を受け取り、借金返済などに充てていたとみて調べている。 再逮捕容疑は昨年5月、千葉県の60代男性から医療機関への謝礼や手数料などの名目で約850万円を受け取り、カンボジアでの生体移植をあっせんした疑い。 同庁生活環境課によると、男性は菊池容疑者が実質的に運営していた一般社団法人「国際医療相談室」のホームページを見て連絡。あっせんを受けカンボジアに渡航し、カンボジア人男性とみられるドナーから腎臓の移植を受けたという。 男性は「アフターケアも万全」などと説明を受けていたが、手術後に紹介された医療機関から十分な診療を受けられず、約2カ月で約10カ所の医療機関を探し回った。その間、体重を約25キロ減らすなど体調が悪化したが、現在は安定しているという。

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