他県警の捜査対象だった違法賭博店の関係先の情報を漏えいしたなどとして、警視庁は29日、地方公務員法違反容疑で逮捕した同庁本所署生活安全課の巡査部長北村歩容疑者(47)を懲戒免職処分とした。 知人男性への別の情報漏えいも新たに発覚。監督責任を問い、当時の上司ら4人も警務部長による注意や訓戒とした。 北村容疑者は昨年5月中旬、違法賭博店を運営していた赤沢崇行容疑者(66)に、他県警の捜査対象だった違法賭博店と関係者の計約10カ所の住所を漏らしたとして、8日に警視庁に逮捕された。両容疑者は29日、東京地検に起訴された。 同庁によると、北村容疑者は2024年12月ごろにも、同庁に逮捕された男の留置先を、性風俗店経営者の知人男性に漏えいしていた。 今年4月まで1年以上、他人名義で契約された東京都内のマンションで不倫関係にある女性と密会。契約には赤沢容疑者も関与したとみられ、同庁は名義人などとの関係を捜査している。 菅潤一郎警務部参事官の話 他県警の捜査に支障を生じさせるという警察官としてあるまじき行為であり、厳正に処分した。