28日に熊本県で発生した最大震度7の地震を巡り、XをはじめとするSNS上で真偽不明の情報やデマが相次いで拡散している。被災者の安否や救助に関する虚偽投稿も確認されており、災害時のネットリテラシーの重要性が改めて問われている。 災害時は停電などによりテレビやラジオから情報を入手できず、SNSなどのインターネットで状況確認をするケースが増えている。今回の災害では、「イオンモール熊本のテナントで働く母親と連絡が取れない」とする投稿が注目を集めた。同施設では地震発生後に爆発事故が起きたことから、この投稿には心配の声が殺到していた。 しかしその後、この投稿は虚偽だったことが判明。現在はアカウントごと削除されており、「災害を利用した悪質なデマ」と憤怒の声が上がった。 災害時には虚偽情報が拡散されやすい。2016年の熊本地震では、「動物園からライオンが逃げた」とする虚偽画像をSNSに投稿した男性が偽計業務妨害容疑で逮捕された事例もある。 ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)も、公式Xを通じ「生成AIによる偽画像や、過去の画像などによる偽・誤情報が流れる可能性があります。著名人や友人・知人からの情報でも、再拡散する前に立ち止まり、正しい情報か確認してください」と注意喚起している。