タイ東部チョンブリ県で、ロシア人の姉弟2人とタイ人一家3人の計5人が殺害され、遺体が林などに埋められているのが見つかった。警察は同じ犯罪グループによる犯行とみて、容疑者4人を逮捕した。地元メディアが2日までに報じた。 ロシア人の女性(22)と弟(17)は7月26日、バイクで外出した後、行方が分からなくなった。警察が捜査を進め、容疑者を特定。バイクを奪おうとしたところ抵抗されたため殺害したと供述している。弟は銃撃され、姉は殴られて死亡したとされる。供述に基づき、パタヤ近郊の林から2人の遺体が発見された。 さらに容疑者が別の殺害を認めたことから、近くの農園を捜索し、穴に埋められたタイ人の父母と娘の遺体を発見した。警察によると、男らは警察官を装って一家の自宅に入り、金品を奪う目的で父母を拘束。帰宅した娘も捕らえ、3人を別の場所に連れ出して暴行、銃撃した上、遺体を埋めたと供述している。 警察は同じグループが二つの事件に関与したとみて、余罪についても捜査している。 アヌティン首相は1日、遺体発見現場を訪れ、事件の全容解明を指示。犠牲者の遺族に哀悼の意を示し、ロシア国民に謝罪した。 【バンコク小泉大士】