「刃物を捨てろ」警察が警告、威嚇射撃後も向かってきたため発砲 胸に命中し男死亡 大阪・河内長野市

4日、大阪・河内長野市の路上で、刃物を持って向かってきた男に警察官が発砲し、男は死亡しました。警察官は威嚇射撃の2秒後に2発目を発砲し、男の左胸に弾が当たったということです。 警察官 「包丁下ろせ!早く下ろせ!」 これは当時、現場に居合わせた人が撮影した発砲直後の映像です。警察官の怒号が飛び交い、一時騒然としました。 報告・加藤沙織 記者 「午後10時半すぎです。道路には広い範囲に規制線が張られていて、その奥では警察による鑑識活動が行われています」 警察によりますと、事件があったのは河内長野市木戸西町で、4日午後7時ごろ、男性から110番通報がありました。 通報者の男性 「包丁を持った血だらけの男が、スーパーの出入り口付近で暴れている」 報告・紺愛未 記者 「現場は、スーパーのほかスナックがいくつか並び、住宅も近い閑静な地域です。そこで突然、男が刃物を持って歩き回り、暴れたというのです」 男は、なぜここにいたのか?近くのスーパーの従業員は…。 スーパーの従業員 「(男は)昨夜7時ぐらいに、裏のレジのところから入ってきた。牛乳売り場が左手にあるので、牛乳を1本とって、後方のレジのところに持って来て…血まみれだったので、そこらに血が飛んだ状態で持って来たが、(牛乳を)買わずに出て行った。服装はタンクトップに半ズボン、包丁を持った手が血まみれだった」 複数の警察官が駆けつけたところ、男は刃物を向けてきました。 32歳の男性巡査部長は、拳銃を向けて「刃物を捨てろ」と警告。しかし、男が向かってきたため、上空に1発、威嚇射撃を行いました。さらに、その2秒後、男が変わらず向かってきたため、巡査部長は2発目を発砲。 弾は、男の左胸に命中しました。 現場近くにいた人 「パーンって聞こえたから、何かなと思って窓開けてみたら、(男が)包丁持っていて、警察が『包丁下ろせ』と」 男を知る人 「(撃たれた男は)何度か居酒屋で一緒に飲んだり食べたりして、話もしたことがある。腰の低い温厚な、誰とでも気さくにものを言えるような人だった」 男は公務執行妨害と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察官を含めて、他にケガ人はいませんでした。 警察官による発砲をめぐっては、7月22日、熊本県のコンビニエンスストアで、刃物を持った男を警察官が拳銃で撃つ事件がありました。この時も警察官は、威嚇射撃を行ったあとに発砲し、男の右肩などに命中しましたが命に別条はありませんでした。 一方で、4日の大阪の事件は、容疑者の死亡という重大な結果となりました。 大阪府警は今回の拳銃使用について…。 大阪府警 「発砲の要件は満たしていると言えるが、詳しくは調査中。容疑者の死亡は残念ではある」 警察は、男の身元や、当時の詳しい状況を調べています。

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