群馬県藤岡市の関越自動車道で部活動の高校生らを乗せた大型バスを運転中、乗用車に追突して2人にけがをさせたまま逃走したとして、県警高速隊は10日、東京都荒川区南千住2丁目のバス運転手、長沼弘和容疑者(61)を過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕し、発表した。長沼容疑者は都内のバス会社の運転手で「事故を起こした記憶はない」と容疑を否認しているという。 県警によると、同日午前10時15分ごろ、藤岡市岡之郷の関越自動車道下り線で、渋滞で止まっていた乗用車に追突して、いずれも埼玉県上尾市に住む57歳と22歳の男性会社員2人に軽傷を負わせた上、救護措置をとらずに逃走した疑いがある。 バスには都内の高校の生徒や教員ら28人が乗っていたが、けがはなかった。部活動の合宿のため長野県に向かっていたという。バスの乗客から「追突した」と110番通報があり、現場から約20キロ先の駒寄パーキングエリアにいると乗客から再び通報があり逮捕したという。(上嶋紀雄)