8月1日(日本時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるボクシングジムで、男がジム内に入り、トレーナーに勝負を挑んで物を壊す騒ぎが発生。オーナー兼トレーナーがジャブのみで男を倒し、撃退する一部始終を防犯カメラが捉えた。 ■ジム内で物を壊し、オーナーへ挑戦 映像に記録された時刻は午後4時ごろ。投稿者によると、男は突然ボクシングジム『Gonza Boxing Union』内に入り、物を壊したうえ、オーナーに勝負を挑んだという。 対応したのは、同ジムの創設者でオーナー兼ヘッドコーチのアデル・ガニエフ。ロシア出身で、ボクシングの『マスター・オブ・スポーツ』の称号を持つ指導者だ。 男は入口付近でガニエフに詰め寄ると、ガニエフは拳を構え、距離を取りながらパンチを放つ。ジャブを浴びた男は、そのまま入口の床へ転倒。 その後も再びジム内に入り襲いかかるが、ガニエフは終始冷静にフットワークでかわし、加減したように見えるジャブだけで相手を制し、またも倒した。 ケンカを売った相手がボクシングジムのヘッドコーチという、あまりにも無謀な挑戦だった。 ■撃退後も暴れ、最後は警察が逮捕 投稿者によれば、男はその後も外に出て植木を壊すなど騒ぎを続け、最終的に駆けつけた警察に逮捕されたという。 ジム側は映像とともに「ボクシングは自分や家族、仕事を守るために教えている。誰かをいじめたり、襲ったりするためではない」と発信した。なお、男の身元や具体的な逮捕容疑は明らかになっていない。 衝撃映像が拡散されると、視聴者からは「数ある場所の中から、よりによってボクシングジムでケンカとは」「初回レッスンは無料」「銃砲店を襲おうとするようなもの」と驚きや皮肉の声が続出。 さらに「ジャブの重要性」「ジャブだけでも勝てる証拠」「本気では殴らず、格の違いだけ教えた」と、フットワークと左のジャブで冷静に対処した技術を評価する声も上がった。 リングの外で突然訪れた危機にも、日々磨いた技術で対処したトレーナー。そのパンチが、ボクシングは身を守る技術でもあることを示す形となった。