富山市の路上で現金200万円が奪われる事件があった。富山県警が調べたところ、被害金は特殊詐欺でだまし取った疑いが浮上。県警は、神戸市垂水区の無職、村田光一容疑者(58)を詐欺の疑いで逮捕し、17日に発表した。村田容疑者は容疑を認めているという。 県警によると、村田容疑者は貴金属などの売買会社の社員になりすまし、県内に帰省中だった70代女性から、現金200万円と金地金1本(1キロ、2400万円相当)をだまし取ったとされる。 県警は、容疑者がLINEを通じて女性に投資などを持ちかけた特殊詐欺グループの中で指示を受けた「受け子」だったとみている。被害金を持っていた理由を尋ねると、詐欺で得たとする趣旨の供述をしたという。 容疑者は16日昼すぎ、富山市の路上で男3人に顔を殴られ、リュックに入れていた現金200万円を奪われた。目撃者が110番通報した際も逃げず、被害者として警察の聴取を受けたという。 県警は、容疑者から現金を奪った強盗の疑いで、中国籍の20~40代の男3人を長野県内で16日に逮捕していた。(佐藤美千代)