上山市の60代の女性に「金融庁から出頭命令が出ている」などと嘘を言って、代理人費用として現金600万円をだまし取った疑いで、東京都の31歳の男が18日、再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは東京都昭島市の職業不詳・高橋蓮容疑者(31)です。 高橋容疑者はことし6月26日から先月2日にかけて、上山市の60代の女性に「金融庁から出頭命令が出ている」などと嘘を言って、代理人費用として現金600万円をだまし取った疑いが持たれています。高橋容疑者は受け子とみられています。 今回の事件で、女性のもとには初め、飲食料品メーカーを名乗る男から電話があり、「女性には電力小売会社から、太陽光パネルの権利が渡されている。その太陽光パネルの権利を譲ってほしい」と言われ、女性は身に覚えがなかったものの、承諾しました。 その後、飲料食品メーカーを名乗る男から再び電話があり、「権利を勝手に譲ることは違法」だと言われ、しばらくして金融庁職員を名乗る男から金融庁に出頭するよう言われました。 そして、電力小売業者を名乗る男から「金融庁に代理人を出頭させるので依頼費用を支払う必要がある」などと言われ、女性は男の指示の下、上山市内の商業施設の駐車場で現金600万円を電力小売業者の社員を装った高橋容疑者に渡したということです。警察は余罪がないか調べを進めています。 一方、ことし5月26日から27日にかけて、山形市の70代の女性に従兄弟を装って電話をかけ、現金が必要だという嘘をついて合わせて現金およそ550万円をだまし取った疑いで、千葉県市原市の建設作業員・伊藤輝樹容疑者(23)と千葉県千葉市の会社員・知念利樹容疑者(24)が18日、再逮捕されました。伊藤容疑者と知念容疑者はいずれも勧誘役とみられ、警察は余罪を追及しています。