7年前にバングラデシュで発生した「セクハラ被害女子生徒報復殺人」事件の被告である元校長が、控訴審で死刑を言い渡された。 25日(現地時間)、AFP通信とアジア・ニュース・ネットワーク(ANN)などによると、前日、バングラデシュ控訴裁判所は殺人容疑で起訴された元イスラム学校校長のSMシラズ・ウド・ダウラ被告とその知人に、1審と同じく死刑を言い渡した。 控訴裁判所はまた、犯行に加担し1審でともに死刑を言い渡された共犯者14人のうち4人を無期懲役に減刑し、残る10人には無罪を言い渡した。 控訴審の裁判過程で一部の被告側弁護士は、被害者が自ら命を絶ったと主張したり、自身は犯行に加担していないとして無罪を主張した。 しかし、バングラデシュ検察は文書や証言などをもとに、正義を実現してほしいと控訴審裁判部に求めた。 被害者の家族は「(今も)報復をほのめかす脅迫メッセージを受け取っている」とし、「私たち(家族)の安全を保障してほしい」と政府に求めた。 ダウラ被告らは2019年4月6日、バングラデシュの首都ダッカから約100キロ離れたフェニ村で、当時19歳だった女子生徒ヌスラット・ジャハン・ラフィさんを殺害した容疑で起訴された。 ラフィさんは10日前、当時校長だったダウラ被告からセクハラ被害を受けた後、両親を通じて警察に通報した。 その後、セクハラ容疑で逮捕されたダウラ被告は、知人を使ってラフィさんの家族に告訴を取り下げるよう脅迫し、共犯者らに必要ならラフィさんを殺害するよう指示していたことが明らかになった。 結局、ラフィさんは学校の屋上で生きたまま火をつけられ、全身の80%にやけどを負い、4日後に死亡した。 調査の結果、顔まで黒い布で覆うイスラム衣装「ブルカ」を着た男らがラフィさんをだまして学校の屋上に呼び出し、告訴を取り下げるよう強要したが、ラフィさんが拒否すると体に灯油をかけて火をつけたことが明らかになった。 この事件が知られると、当時バングラデシュ全土で激しい怒りが広がり、加害者の厳罰と女性の人権保護を求めるデモが相次いだ。