韓国・慶山で失踪の中国人女子留学生、6日後に遺体で発見…中国人男を殺人容疑で逮捕

【08月26日 KOREA WAVE】韓国・慶尚北道慶山市で留学中に行方不明となった20代の中国人女性が、失踪から6日後、30代の中国人男の自宅で遺体となって見つかった。当初は失踪事件として捜査が始まったが、警察が女性の最後の足取りや移動経路を追う中で犯罪の可能性が浮上し、殺人事件に切り替えて捜査している。 警察などによると、警察は25日午後7時29分ごろ、25歳の中国人女性を死亡させた殺人容疑で、30代の中国人男に対する逮捕状を執行し、身柄を確保した。警察は被害女性の移動経路を追う中で、男の行動範囲と重なることを確認。その後、慶山市河陽邑にある男の自宅を調べる過程で、女性の遺体を発見した。 被害女性は慶山地域の大学院に所属する中国人留学生で、卒業修了証を受け取るため14日に韓国へ入国したとされる。しかし、修了証を受け取る予定だった前日の20日夜、公共交通機関を利用して大邱へ移動した後、家族との連絡が途絶えた。最後に確認された足取りは東大邱駅周辺だった。 翌21日、知人が警察に失踪届を提出。警察は東大邱駅周辺や女性の移動経路を中心に捜索を始めた。 警察は防犯カメラ映像や移動経路、周辺人物などを追う中で、単に連絡が途絶えたのではなく、犯罪に巻き込まれた可能性があるとみて捜査を拡大。30代の男を有力な容疑者と特定し、裁判所から逮捕状の発付を受けた。 特に、遺体が最後の足取りが確認された東大邱駅ではなく、慶山市河陽邑にある男の自宅で見つかったことから、警察は女性がどのような経緯で男の自宅まで移動したのか、2人がどのような関係だったのかを重点的に調べている。 現時点で警察が正式に明らかにしている男の容疑は殺人。女性が本人の意思に反して男の自宅へ連れて行かれたのかなど、誘拐や監禁の有無については具体的に確認されていない。 女性の失踪は韓国だけでなく中国でも知られていた。妹を名乗る人物は中国SNSに女性の写真とともに「助けてください。家族が韓国で連絡が途絶えました」と投稿し、行方を捜してほしいと訴えていた。 投稿には、女性が過去にムン・ジェイン(文在寅)元大統領と一緒に撮影した写真も掲載された。知人や同じ学校の学生らも韓国内外のSNSで失踪情報を共有し、捜索への協力を求めていた。 しかし、家族や知人による捜索の呼びかけが続いてから数日後、女性は遺体で発見された。 警察は男の自宅などを捜索し、携帯電話や事件に関連する資料など追加の証拠を確保する方針。女性の正確な死因や死亡時刻を調べるため司法解剖を実施し、男に対して2人の関係や犯行動機、手口、事件前後の行動などを詳しく調べる。 警察関係者は「容疑者の犯行動機や具体的な事件経緯、関係などを確認しており、自宅などの捜索を通じて関連証拠を追加で確保する予定だ。捜査中のため具体的な内容は明らかにしにくい」と説明した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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