駿河太郎“吉見”が黒幕となった壮絶な過去に「悲しすぎる」と同情の声 スピナーベイトメンバーは次々襲撃に<スピナーベイト>

加藤清史郎が主演を務めるドラマ「スピナーベイト」(毎週火曜深夜1:45-2:15、フジテレビ系/FODほかにて配信※関東ローカル)の第9話が、8月25日に放送。三井(加藤)に正義の味方を名乗り続けた吉見(駿河太郎)が黒幕だったことが分かり、その壮絶な過去が明かされた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます) ■ヒエラルキーに縛られた少年たちの日常を描くクライム・サスペンス 本作は、漫画「セトウツミ」やアニメ「オッドタクシー」(2021年)のオリジナル脚本、ドラマ「シナントロープ」や「ホウセンカ」の原作・脚本、週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画「カミキル-KAMI KILL-」(原作)などを手がけるクリエイター・此元和津也氏の同名漫画を原作にした青春クライム・サスペンス。 抱月北高校フィッシング部の実態は、“スピナーベイト”と名乗る恐喝まがいの自警団だった。強引に犯罪を取り締まり、稼いだポイントによって絶対服従の序列が決定する。そんな組織だと知らずに入部してしまった平凡な高校生・三井宏太は、いまだゼロポイントの序列最下位。 そんなある日、町で連続殺人事件が発生。なりゆきで犯人を追うことになった三井は、事件の渦中に放り込まれていく。事件を境に“スピナーベイト”内の序列も変化し、人間関係がいびつに絡まっていく中、傍観していた三井は事件の核心に迫るにつれ、次第に当事者として現実に向き合うように。ヒエラルキーに縛られた少年たちの日常の裏で、巧妙に散りばめられた違和感が姿を現していく。 ■暴かれる衝撃の真実…吉見が抱える悲壮な過去 高橋(吉澤要人)を拘束した吉見は、その理由と自身を襲った凄惨な出来事を語り始める。 高橋は過去、捕まえた“犯罪者”の男女へヤクザに取られた個人情報リストを取り返してやると持ちかけ、さらなるリスト回収をさせていた。その手法とは、男が当たり屋となって車にわざと接触し、女が運転手にリストと金を要求するというものだった。 ある雨の日、吉見の妻が夫を迎えに行こうと車を走らせていたところ、当たり屋の男が飛び出してきて車が横転。なかなか来ない妻を心配した吉見が電話をかけると、電話口から「これ書いてもらっていいですか」と気だるげに話す女の声が聞こえた。その後、妻とお腹にいた子どもは命を落としてしまう。 当時警察官だった吉見だが、なぜか女の声も証言として聞き入れてもらえず、自ら真相を調べるため退職。掲示板からたどり着いた女を倉庫で殴り殺し、さらにスピナーベイトのことを教えた男も殺害。「足をひきずっていた男が事件現場にいた」という証言は、当たり屋の男のことだったのだ。さらに吉見が狂気の捜索を進めた結果、亀貝(吉村界人)が隠していた拳銃までも見つけ出していた。 ■「お前らのやっていることは偽物だ」吉見と三井の対峙 「奥さんと子どもが死んで悲しかった?」と問う高橋に、吉見は「夕方目が覚めたら、すでに世界が動いていることに軽くパニックになるんだよ。絶望、孤独、焦燥…ある日世界が変わったよ、明らかに」と静かに語る。 そして「お前らのやっていることは偽物だ。しょせん疑似餌なんだよ」と言い捨てる吉見。それに対し高橋は「その偽物につられた間抜けに巻き込まれて死んだ人妻がいたんだってな」と嘲笑う。怒りに震えた吉見は拳銃を向けるが、その瞬間、駆けつけた三井が吉見から拳銃を奪い取る。 なぜ自分に目をつけたのかと尋ねる三井に、吉見は「俺を殺してくれそうだと思ったからさ」と告白し、三井が構える拳銃を自らの胸に押し当てる。しかし引き金を引くことができない三井を見て、吉見は静かに別れを告げて立ち去っていくのだった。 ■崩壊するスピナーベイト…迫りくる新たな脅威 その後、英二(仲野温)がハルオ(久獅)を殺した容疑で逮捕された。後ろ盾を失ったスピナーベイトのメンバーは、復讐に怯えて登校しなくなる者、学校生活を楽しみ始める者、消息不明になる者と散り散りになっていく。 そんな中、リーダー・寺山(奥野壮)と玉城(高橋侃)は2人で正義を守り続けることを決意する。だが、夜道を歩いていた際、パンダのマスクをかぶった謎の男に玉城が刺されてしまう。 一方その頃、大悟(吉田晴登)の元には吉見の姿があった。 ■「あまりにも悲しすぎる…」吉見の過去への同情と残された謎に深まる不安 吉見の壮絶な過去が明かされた今回。SNSには「あまりにも悲しすぎる…」「奥さんも子どもも同時に亡くしていたなんて」「なんで高橋を狙ったのか不思議だったけど繋がった」と同情の声が相次いだ。 一方で、スピナーベイトのメンバーが次々襲われる展開や、吉見が大悟を訪ねたラストに対しては、「玉城くん助かるんだろうか…」「高橋は一体どこへ?」「吉見は大悟に何を話しに行ったんだろう…」と不安と困惑の声が寄せられている。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部

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