「国家機密に当たる重大事件」口止め工作も SNS上の“警察官”らに1000万円相当の暗号資産だまし取られる 26歳女性が被害 福岡

福岡市の26歳の女性が、SNSで警察を名乗る男などに1000万円相当の暗号資産をだまし取られていたことがわかりました。 中央警察署によりますと4日午後2時半ごろ、福岡市中央区の26歳の女性の携帯電話に国際電話の着信があり、宅配業者を名乗る男から「送った荷物の中に現金と錠剤が入っており、あなたに詐欺の容疑がかかっている」「個人情報が漏れている可能性があるため警察につなぐ必要があるが、警察の指示に従うように」と言われました。 その後、電話は北海道警察を名乗る男にかわり「マネーロンダリング事件の被疑者として取り調べをしなければならない」と言われてSNSに誘導されました。 そして女性はこの男から7日に「あなたが持っている資金が不正資金でないか調査するため暗号資産で400万円を送金するように」と言われたため、その指示に従って400万円相当の暗号資産を購入して指定のアドレスに送金しました。 さらに10日にも「あなたが逮捕される可能性がある。逮捕を逃れたいのであれば保釈金として600万円を準備する必要があり、暗号資産で送金するように」と言われたため600万円相当の暗号資産を購入し、2回に分けて指定されたアドレスに送金するなどしてだまし取られたということです。 女性は「国家機密に当たる重大事件なので、誰かに情報を漏らしたり、ネットで今の状況等を検索することは禁止する」などと口止めされていたということです。 警察はニセ警察詐欺事件として調べるとともに ▽「1」や「44」などから始まる国際電話番号を悪用したニセ電話詐欺が発生しているので、海外との電話が不要な方は発着信を無償で休止できる「国際電話不取扱受付センター」のサービスを利用しましょう。 ▽警察官がSNS等で「逮捕状」「差押許可状」等を提示することはありません。 ▽「資金洗浄(マネーロンダリング)」「逮捕状」「犯人を捕まえたら…」「SNSで取り調べ」「資金調査」「暗号資産」のワードが出たら、電話を即切断しましょう。 と注意を呼びかけています。

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