茨城県西部メディカル 着服1000件以上、計3600万円超 元職員の横領事件で調査 筑西市議会

茨城県西部メディカルセンター(同県筑西市大塚)の元職員が業務上横領の疑いで逮捕された問題を調査する同市議会調査特別委員会(中座敏和委員長)が26日、市役所で開かれた。参考人として出席した病院側は、被害額について「機構の内部調査に基づく現時点での調査額で確定ではない」とした上で、「3624万6804円を警察へ報告した」と説明した。また、着服件数について市執行部が「(病院側から)1000件以上と報告を受けた」と明かした。 調査特別委には、同センターを運営する地方独立行政法人「県西部医療機構」側と設立団体となっている同市の設楽詠美子市長ら市執行部が出席し、事実確認や原因究明に向けた委員からの質問に答えた。 同問題を巡っては、病院のレジから現金を着服したとして、県警筑西署が7月30日、業務上横領の疑いで同センターの元職員を逮捕した。逮捕容疑は、昨年12月、医療費の過払い分を患者に返還手続きを行う際、レジから現金約6万1000円を引き出し着服した疑い。今月19日、水戸地検下妻支部が業務上横領罪で元職員を水戸地裁下妻支部に起訴した。設楽市長は6月の市議会定例会で、着服額が3000万円以上に上る可能性があると報告していた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加