マンションから飛び降りた男と衝突… 歩行者の23歳女性は死亡 重過失致死の疑いで送検 「納得いかない、より重い罪に」 遺族が現場で訴え 名古屋

名古屋市中区のマンションから男が飛び降り、歩いていた女性が巻き込まれて死亡した事件。遺族が現場を訪れ、悲痛な思いを訴えました。 (被害女性の父親) 「(現場は)この辺になります。娘が頭をこっち向けて、容疑者の足がこうあったと聞いています」 「受け止められていない。本当に一瞬で娘の命を奪った行為に対して許せないし、やるせない気持ちでいっぱい」 事件が起こったのは、7月19日未明。男が中区栄のマンションの11階から飛び降り、歩道を歩いていた稲葉朋来さん(23)に衝突。 稲葉さんは、出血性ショックで死亡しました。 ■カレーを食べて、友人と一緒に歩いていたところ… 28日、稲葉さんの父親と姉が事件現場を訪れました。 稲葉さんは当時、友人と一緒だったといいます。 (稲葉さんの父親) 「(娘は)カレー屋さんで食べてから、こっちに…ご飯食べ終わってすぐ、あんな状態だと思うと気持ちがこみ上げてくる」 (稲葉さんの姉) 「妹自身も何が起こったか分からないくらい一瞬で死んでしまうことになってしまって本当に許せないし、言葉にならない」 ■男は自殺を図って飛び降りたか この事件で、重過失致死の疑いで送検された中区の職業不詳・田口伸成容疑者29歳。 警察は、田口容疑者の認否を明らかにしていませんが、田口容疑者は自殺を図って飛び降りたとみられています。 (稲葉さんの父親) 「重過失致死で逮捕ということは到底受け入れられないですし、この場所・環境で彼(田口容疑者)が飛んだのであれば、未必の故意につながらないのかというのもまだ疑問に思っているので」 ■“「重過失致死」より重い罪に” 重過失致死罪は、5年以下の拘禁刑。 稲葉さんの父親は、夜でも人通りが多い現場で飛び降りた田口容疑者は、歩道を歩く人に当たれば死ぬかもしれないが、それでも構わないと考えていた「未必の故意」があったとして、「重過失致死」より重い罪になるよう中警察署に訴えました。 約2時間後… (稲葉さんの父親) 「強く訴えはしましたけど、そこは司法の問題になるので、ハードルは非常に高いと聞きました。当然納得はいかないし、娘も納得はいかないと思います」

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