大阪・ミナミのビルを大規模家宅捜索 不法残留や他人名義の在留カード行使の疑いでベトナム国籍の男女9人を逮捕 違法薬物の可能性がある粉末など多数押収 大阪府警

大阪・ミナミにあるベトナム人向けのクラブに警察が家宅捜索を行い、不法残留や他人名義の在留カード行使の疑いで、ベトナム国籍の男女9人が逮捕されました。 警察は、ビルの1フロアの複数箇所から違法薬物の可能性がある粉末などを押収していて、クラブが違法薬物の拠点となっていたとみて調べています。 不法残留のなどの疑いで逮捕されたのはノン・ヴァン・グエン容疑者(21)らベトナム国籍の男女9人です。 警察によりますと、9人は在留期間を過ぎているにもかかわらず、不法に国内に滞在していた疑いなどが持たれています。 警察は30日未明、大阪市中央区のビルに麻薬取締法違反の疑いで、約140人態勢で家宅捜索に入りました。 警察によりますと、ことし5月、店の前でベトナム国籍の20代の男性が意識のない状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。司法解剖の結果、死因はMDMAなどの薬物中毒による急性心停止だったということです。 その後の捜査で、クラブ内で違法薬物が使用されている疑いがあることや、死亡した男性がクラブで薬物を摂取した疑いが強まったことから、警察は捜査に着手したということです。 警察の調べに対し、9人のうち8人は容疑を認めていますが、1人は「自分の在留期限が2026年9月14日だと思っていた」と、容疑を否認しているということです。 ほかにも20人近くの客に違法薬物を使用した疑いがあるとみていて、警察は店側の関与の可能性も視野に、全容解明を進めています。

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