名古屋市の繁華街にあったキャバクラ店の責任者らが、「未払いの代金がある」などとうそを言い、利用客の父親から現金約95万円をだまし取ったとして逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは中区錦にあったキャバクラ店「Ciel」の現場責任者、神谷和也容疑者(24)と従業員の坂本将太容疑者(28)です。 警察によりますと、2人は去年5月、当時28歳の男性客が料金を支払ったにもかかわらず、男性の父親に「未払いの飲食代金がある」などとうそを言い、現金約95万円をだまし取った疑いがもたれています。 男性客は、当時泥酔していてすでにクレジットカードで料金として310万円以上を支払っていましたが、翌朝、店で目が覚めた際神谷容疑者らから「飲食代金が未払いで、現金での支払いが必要」などと言われ、約170万円の請求をされたということです。 その後、男性の父親が電話を受けて店に行き、現金をだまし取られていて、帰宅後にクレジットカードの売上票を発見したことからうそだと気付いたということです。 警察は、2人の認否を明らかにしていません。 この店は、通称「ケンタロウグループ」というぼったくりグループのリーダーが実質的経営者を務めていて、グループは、去年までの2年間で複数の店舗で56億円以上を売り上げていたとみられています。